シリーズ~せんぱいに聞く~① のびーくの良さは、異年齢の居心地よさ
のびーくを卒業していった「せんぱい」たちに、インタビューするシリーズ。
今回は、現在高校3年生のYさんに聞きました!
東:のびーくに来るきっかけについて話してくれる?
Y:小学校5年生の時、高圧的な先生がいて怒られるのがイヤで、学校に行かなくなりました。フリースクールや「居場所」など、お母さんがいろいろ調べてくれて見学をした中で、のびーくは、少人数なことと、近くて通いやすいと思ったので、決めました。自分と同い年の子がいなかったこともポイントでした。
東:実際に通ってみて、のびーくの良さってどんなことだと思う?
Y:異年齢の良さ!自分が年上の方だったので、気が楽だった。アットホームな中で、強制されず、自由にやりたいことができた。中でも思い出に残っているのは、手話!みんなで覚えて、実際に聴覚障碍者の人とコミュニケーションをとったりしたこと。楽しかったなぁ。イラストをみんなで描いたことも楽しかった。一人でもできることだけど、「人と何かをやる楽しさ」を知ることができたと思います!
東:手話!そう、流行ったよね!そのころの自分に伝えたいことはある?
Y:「勉強以外のことをたくさんできてよかったね!」って伝えたい。
東:高校受験をしていま、高校生だけれど、進路選択のアドバイスはある?
Y:とにかく実際に行ってみると、自分の理想に合っていそうかわかるので、行ってみてほしい。中2の頃から8校ぐらいまわって決めました。
東:高校選択の基準は?
Y:「学校生活」と「制服」への憧れがあったので、通学コースのある通信制高校にしました。
東:通ってみてどう?
Y:入学したときのコースが予想以上にハードでとても大変だった。でもプレ登校の時に友達になった子たちがいたので、通学は順調にスタートはできました。その後、コース変更をしてからは無理なく通えるようになり、今は文化祭実行委員長などをしたりして、とても充実しています。頑張った分、先生も認めてほめてくれるし、基本、目立ちたがり屋なので(笑)。将来は、不登校の子たちをサポートするような仕事をしたいと思っているので、大学に進学する予定です!
東:今、「不登校」の子たちに伝えたいことは?
Y:学校に行かないのは全然いいけど、外にどんどん出て好きなことをやってほしいです!
インタビューを終えて~アズマのひとこと~
体験の日、おそるおそる『のびーく』にやって来たYちゃん。あとで聞くと「ちょっと顔を出すだけだと思っていたのに、だまされたー!」と笑っていました。(注:だましてません!(笑)のびーくの体験は、本人の希望の時間で受け入れています。)
のびーくの歴史に残る、WとSの2大ギャングが跋扈していた時代に、もみくちゃにされていたYちゃんでしたが、「異年齢のよさ」を語ってくれて、ホッとしました。思い出はいつも美しいのですね。(泣いたけどね)
「
皆さん、きっとこんな日がきますよ!まだまだ悩みは尽きないのでしょうが、応援しています。
こんな「のびーく」のセンパイたちの姿も、8/31(土)にお話しします。お申込み受付中!
2学期直前!説明会スペシャル企画 ~不登校から『自分の学び』へのステップ~
内容:
*お子さんにあった「フリースクール」「居場所」の選び方とは
*「不登校」を選んだ子どもたちが見つけた「自分の学び」とは 等
*質問タイムあり