シリーズ~せんぱいに聞く②~ 夢はツール・ド・フランス!
シリーズ~せんぱいに聞く②~
今回は、小5の途中までのびーくに通い、長野県に移住したのを機に現地のイエナプランスクールに通うようになったM君にzoom でインタビューしました。
東:つい先日、能登にボランティアに行ってきたんだよね?どうだった?
M :水道などまだ通っていないところもあって、復興はまだまだだなあという感じでした。
東:今、中学校3年生だよね。今楽しんでいること、はまっていることなどについて教えてくれる?
M:はまっているのは自転車。長野から横浜まで1泊2日で行ったりしてる。のびーくに通っていた頃、マンガ「弱虫ペダル」を読んだのがきっかけ。
東:「弱虫ペダル」、のびーくで流行らせてたねー。懐かしい!(笑)
M:それで、こっちに来て小学校のときに「自転車サバイバル部」を作って、友達と自転車の旅に出かけたりするようになりました。
中学校になってからは「アウトドア クラブ」を作って、学校でキャンプをしたりしています。自転車のほうは、最近は佐渡島1周レースに出たりしています。
あと、登山も趣味だし、バンドでギターもやったりと、いろいろ忙しいです!
東:充実した毎日だね!のびーく時代の思い出は?
M:ブランコに乗って靴を思いっきり飛ばす、「靴飛ばし選手権」!メンバーでめちゃくちゃ流行って、練習したりしました。
のびーくでは、外でたくさん遊んだ思い出があります。前の学校にいた時は、あまり褒められることはなかったし、人と話すのが好きではなかったけど、のびーくでは、毎日みんなに会いたいと思いました。みんな優しくて、自分のいいところを見つけてくれたから、自信がついたのだと思います。それで「人と話さないと損」、と思うようになりました。毎日、やることも話し合って決めたので、「人と話し合って問題を解決する土台」というのができて、それが今につながっていると思います。
東:学校に通っていなかったことで心配だったことはある?
M:小学校の時はよかったけど、中学校になったら勉強が心配になったかな。勉強が遅れていると友達と話も合わないし、頑張ろうと思って、去年、めちゃくちゃ頑張ったから、今は追いつきました!
東:すごい!じゃあ、学校で勉強しなかったこと、後悔してる?今、不登校の子たちへ、何かメッセージは?
M:後悔はしていないけど、算数とか、基礎はやっておいたほうがいいかな。
でも、無理に学校に戻ろうとしなくていいと思う。いろいろなことをやって、好きなことを見つければいいと思う。できること、たくさんあると思うから。
東:今後の進路については?
M:自転車を続けたいので、自転車競技部のある高校を受験するつもり。将来はツール・ド・フランスに出場するのが夢です!
東:わー、ぜひ頑張って!
インタビューを終えてアズマのひとこと:いつも、「アレやりたい」「コレやりたい」と面白いことを次々思いついては、みんなを巻き込んできたM君。ラーメン店で修行したり、のびーく映画館を開いたり、商店街のお祭りにゲーム屋を出店したり、おもしろい活動が次々に生まれました。M君にとっては、学校の「枠」は窮屈だったのでは?自由な子ども時代を過ごし、力を存分につけてきたからこそ、中学で勉強を自ら頑張り、その先の夢が広がってきているのではないでしょうか。
優しくて面白いのでみんなから好かれ、だけど、人に寄ってこられるのがちょっと苦手だったM君。今では「みんなでわちゃわちゃするのが楽しい」そうです。きっと、仲間に恵まれ、M君らしい豊かな人生を歩んでいくのでしょうねー。陰ながら、応援しています!
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