「疲れたら、休んでいいよ」・・新たなスタートはそれから。

梅雨でジメジメする時期。
ココロも身体もだるく感じ、学校がイヤな子にとっては、ますます休みたい時期ですね。

新学期、なんとか気持ちを切り替え、登校してきたお子さんも、「やっぱりキツい」と感じているかもしれません。

だれにとっても、疲れたら「休養」が必要。
登校が苦にならない子もいれば、力を振り絞って登校する子もいる。
「ムリ」と感じるときは休めばいい、と思います。

「学校には、つらい思いをしてまで行かなくてもいい」という声も大きくなってきました。
「行かない」選択は、以前よりしやすいのではないでしょうか。

でも、「行かない」ことは受け入れられても、「休む」ことには不安を感じる方も多そうです。

家にいるとゲームばかり。
ダラダラごろごろ。
みんなは学校に行って、勉強しているのに。

「学校には行かなくても、どこか別の場所に通って、ダラダラしないで過ごしてほしい」
となりがちです。

でも、教育施設に「通う」ことは、マストではない。

大事なのは、「なぜ?」「なんで?」と問い続けられることや、
明るい気持ちで人と交われること。

「ゴロゴロ、だらだら、ゲームばかり」のときに考えたいのは、
「どこかに通わせること」ではなく、
どうしたら、「意欲や好奇心を取り戻せるか」「おだやかに人と関わる余裕がもてるか」ということではないでしょうか。

「学校に行かなくてもいいよ」
そう伝えたら、子どもは少しホッとできることでしょう。

でも、だからといってすぐに前を向けるわけではありません。
「学校に行けないジブン」がいやになり、葛藤を抱えているかもしれません。

そんな気持ちでいるときに、新たな仲間とうまくやっていくことは簡単ではありません。
関わることに強い不安があったり、余裕なくイライラをぶつけてしまったり。

まずは、そんな気持ちを受け止めたいですね。

「学校に行かなくてもいいよ」
そして
「休んでもいいよ」

「いやだけど学校に行かなくては」というプレッシャーがなくなり、
安心できる家でのんびり過ごす中で、「これでもいい」と思えたらはじめて、
意欲を取りもどし、仲間と遊びたいな、おもしろいことしたいな、という気持ちになるのではないでしょうか。

そうなると、ダラダラしていることでは、物足りなくなってくると思います。
家の中でいろいろとやりだしたり、仲間を求めてどこかに通いたくなったり。

新たなスタートは、そこからでもいいのではないかな、と思います。

でも心配。
そうですよね。

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不登校の子どもたちの姿から、お話できたらと思います。

 

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