やっぱり映画館は大迫力! のびーく映画館 実施しました!

夏休みも終わりに近づいた8月下旬、田端の駅近くにあるミニシアターで、子どもたちによる映画上映会が開かれました。

7月の終わりから集まり、何を上映するかを決め、ポスター・チケットを作り、広報用の動画を作り、

スタッフ用の名札を作るなど、準備をすすめてきました。

 

 

そしてとうとう上映の日。

まずは会場である、シネマチュプキタバタ代表の平塚さんから、

日本で唯一のユニバーサルシアターであるこの映画館についての説明を聞いた後、

「お客様」が入場。手作りのチケットをもぎり、いよいよ上映開始です。

子どもたちが選んだ演目は「絵文字の国のジーン」と「ドクター・ドリトル」

さすが、映画館での上映は画面も音も大きくて大迫力!

しかも、特別に貸していただいた音が聞こえにくい人のための

「抱っこスピーカー」から、ズンズンと振動が伝わります。

 

子どもたちの感想は、

「楽しかった!」「妹を連れてまた来たい!」などなど。

そして、

「このスピーカーだったら、耳が不自由でも映画の迫力を感じられそう」

「目の不自由な人向けの音声ガイドも聞いてみたい」

などと、好奇心は、自然とチュプキならではの工夫にも向いていきました。

ユニバーサルシアターに来る様々な人たちのことを、ちょっと身近に感じることができたでしょうか。

「いつか、本物の映画館で映画を上映してみたい」という子どもたちの声から始まったこの企画。

いろいろな制限がある中でしたが、

それぞれの子どもたちができることを持ち寄り、参加してくれました。

 

上映した「ドクター・ドリトル」の主題歌はOriginal。

You’re original, ありのままでいいんだよ

そんなメッセージが、子どもたちにも伝わったでしょうか。

 

 

※当活動は「子どもゆめ基金」の助成活動です。