将来どのような生き方をするかを見つけられる場所が学校以外にあるのであれば、
学校にこだわる必要はない。

―千代田区立麹町中・工藤校長のコトバ。

不登校が16万人を超える今、ホームスクーリング、フリースクール、適応指導教室など、学校以外の子どもの学びの場は、確実に増えてきています。

学校は、実は、行っても行かなくてもいいところ。法律（教育機会確保法）でも、休むことの必要性や、学校以外の場の重要性がうたわれています。

経済的な負担が少なく、ひととおりのことを教えてくれる学校は、学ぶのに都合がよいともいえるかもしれませんが、「学校でしか学べない」ことなんて、ないのではないでしょうか。学校は、無理してまで行かなければならないところ、ではありません。

だから、「不登校になっても心配しすぎないで」と、思います。勉強は、やろうと思えばいつでも取り返せます。高卒認定試験で大学進学への道も開けています。

のびーくフリースクールの子どもたちも、自信がついてきたら、自分の道を見つけています。まずは、安心できること。そして、仲間を見つけること。

大事なのは、自分の道を見つけること。学校にこだわる必要はありません。

やりたいことを見つけ、自分の道を歩んでいってほしいなと思いながら、のびーくフリースクールでは、学校に行かないことを選んだ子どもたちの歩みを応援しています。